こんにちは!Tommyです!
前回の記事では研究留学のメリット・デメリットについてお話し、研究留学では交換留学とは異なり、自ら相手方大学と連絡、交渉を行う必要があることをお話ししました。
こんにちは!Tommyです! みなさんは“留学”と聞いてどのような生活を想像しますか? 授業?クラブ活動?ホームステイ? 今回この記事では、おそらくみなさんあまり馴染みがないと思われる「研究留学」について紹介します。 「留学をし[…]
そこで本稿では実際に申請者が使ったメールの本文を公開します。
これからメールを出そうとしているけれど、「どのような文を書けばよいかわからない!」という読者の方の参考になれば幸いです。
メールのポイント
- 目的を明確に
- 論文掲載などの実績があれば、URLなど添付して実績を書く
- 向こうでの滞在費などは、奨学金でまかなうので、研究留学先に給料払う義務はないということを明記
①について
教授はとにかく忙しいので、回りくどい表現はせず、何が目的なのかしっかり端的に書きましょう。メールのタイトルも一目見て要件がわかるように工夫を!
②について
論文の実績などは自分のレベルを測ってもらえるので有効です。論文誌などに投稿していれば、URLも提出しましょう!
③について
大体の人が奨学金に応募して費用をまかなうと思うので、その場合は③も参考にしてください。
奨学金を受給する条件として、研究先を見つけることが必須(=つまり奨学金を受給できない場合は研究留学先にも行かない)だと思うので、奨学金の合否がまだ出ていなくても、奨学金を受給する場合と仮定してメールを出します。
*細かい給料の話は、スカイプ面接の際に交渉すればOK(交通費など)
(僕の場合は、結果的に無給のはずの研究留学先で研究所のプロジェクトにいくつか関わったので、そのプロジェクト取り組み時間分の給料はいただきました)
*このメールを出す時点で、奨学金を受給していなくても、先に研究留学先を見つける必要があるので、奨学金をとれた程でメールを送ればよし
*奨学金を受給できる学生=能力が高い という証明にもなる
メールのテンプレート(参考例)
以下が実際に使用したメール文になります。あまり長文で自己紹介をするのではなく、簡潔に用件を伝えることが重要です。
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【タイトル】
Interest in joining your laboratory team
【本文】
Dear Dr. (相手方の名前)
Greetings from Japan.
My name is (自分の名前), currently a (学年 例:first-year graduate student) studying (勉強している専門) at (大学名), Japan under the supervision of (指導教官の名前). I am writing this email to you for making humble inquiry about a possibility of research internship under your supervision for (滞在希望期間). I am particularly interested in joining your group to study(興味のある研究プロジェクト). All expenses involved in this internship will be fully covered by (受給予定の奨学金もしくは研究費).
I am looking forward to hearing from you. Thank you very much for your kind consideration and reply in advance.
Sincerely yours,
(名前と所属)
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筆者の経験談
前回の記事でも述べましたが、教授は非常に多忙です。特に海外有名大学の教授ともなると一日何百通ものメールを受け取っているため、返信をいただける可能性は非常に低いといえます。そのため、返信が来なくても落ち込むことなく、他候補に臆せずどんどんメールを出しましょう。もし返信をいただけたならば、できるだけ期間を開けずにすぐに返信しましょう。その日のうちに返信するのが良いと思います。
こんにちは!Tommyです! みなさんは“留学”と聞いてどのような生活を想像しますか? 授業?クラブ活動?ホームステイ? 今回この記事では、おそらくみなさんあまり馴染みがないと思われる「研究留学」について紹介します。 「留学をし[…]